日本人が「めでたい!」と感じるいろいろなかたち。
なぜそう感じるのかな。デザインに込められた想いや考え方は?
目次
梅|うめ
寒さに耐え、どの花よりも早く花を咲かせて実をたくさんつけることから、忍耐力・生命力・子孫繁栄の象徴。
「産め」の語呂合わせから、安産祈願の想いも。

梅があらわすもの
「松竹梅」の三つは、厳しい寒さに耐え乗り越えることから「めでたいもの」とされてきました。
新年を迎える場面でよく使われます。
忍耐力
梅は寒い冬を耐えて花を咲かせることから、忍耐力をあらわす。
生命力・子孫繁栄
梅は寒さのまだ残る時期に他より早く花を咲かせ、実をたくさん付けることから、生命力・子孫繁栄をあらわす。
安産祈願
「産め」の語呂合わせから安産祈願の想いも込められている。
梅の文様の種類
梅の文様はたくさんの種類があります。下記は一例です。
ねじり梅
花びらをねじった「ねじり梅」。和菓子でよく見かけますよね。

梅鉢
梅の花を正面から見た「梅鉢」。
菅原道真が梅を愛したことから、菅原道真を祀る「天満宮」で神紋とされたのがはじまりとの説あり。

向かい梅
おしべとめしべが描かれた「向かい梅」。
下図は、江戸時代の画家・尾形光琳が描いた梅を図案化した「光琳向かい梅」。おしべとめしべがシンプルに描かれているのが特徴。

槍梅
まっすぐ槍(やり)のように伸びた枝に、花やつぼみがある「槍梅(やりうめ)」。


